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『杏壇』-kyodan-

『杏壇』の菊地基之がお送りするブログです。塾や家庭教師の話題を中心に、教育の話を書き綴りたいと思います。
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「分かりやすい教え方」の技術(ブルーバックス)
「分かりやすい教え方」の技術(ブルーバックス)
「分かりやすい教え方」の技術(ブルーバックス)
藤沢 晃治


教育に従事するモノにとって、
この本に示された悪い例をしていないか常に注意する必要がある。
あながち、特に新人塾講師が、なりやすい、陥りやすい、例が豊富だ。
読んでいても損はないと思う。

2年生の英語の過去形に入ると
「一般動詞」と「be動詞」の混同や区別が付きにくい。
その前に「進行形」を習っているので
「be動詞」「一般動詞」を一緒に使っても良いと勘違いしてしまう。
「be動詞」「一般動詞」どちらを使って良いのか、
迷うケースが増えてくる。

・I was like tennis.
・He wasn't spoke English

というような間違えが増えてくる。
生徒がこんな使い方をしてきどんな説明をするだろうか??

単に
「・I liked tennis.
 ・He didn't speak English.
が正解なんだよ。
そう覚えるしかない」
そう教えていないだろうか??


私ならまず
「動詞」を紹介する。
(動詞という存在を紹介する。伸ばして「〜う」なら動詞)
 ↓
「be動詞」と「一般動詞」を紹介する。
(英語には大きく分けて2種類の動詞がある)
 ↓
「be動詞」を説明をする。
(2年生にまでに習ったbe動詞は
「am」「is」「are」「was」「were」だよ)
 ↓
「一般動詞」を説明する。
(「be動詞」以外は「一般動詞」だよ)
 ↓
(「be 動詞と一般動詞のあり得ない組み合わせ」について
3年生の「受け身」と合わせて説明する)
    ↑これはレベルに応じて、理解度に応じて
 ↓
「be動詞」と「一般動詞」の否定形・疑問形を説明する。
(状況によってsomeとanyの使い方の復習をしても良い)
 ↓
問題集を使って再確認

という方法を取る。
実はこれは教え方のほんの一例に過ぎない。
生徒に合わせて、色々な引き出しが必要だし、
状況や質問よって様々な教え方をする必要がある。
山で例えれば、複数の登山ルートがあって、
どの登山ルートがその生徒に合っていくか・・である。
「大切なことはその生徒に合わせて」ということである。

教えるというのは奥が深い。
実はそれは塾だけではなく、
会社でも家庭でも行われているところだと思います。
ただ「頑張っていこう」とか、
ただ「がんがんいこう」だけではなく、
どう頑張っていくのか、
どうがんがんいくのか、
指し示す必要があるんだと思います。

そんなことに気付かせてくれる一冊です。




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