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算数の解説書
どうして?に挑戦する算数ドリル―子どもの思考力・表現力を伸ばす文章問題45
どうして?に挑戦する算数ドリル―子どもの思考力・表現力を伸ばす文章問題45
芳沢 光雄

今回は久しぶりに本の紹介をしたいと思う。
この本の帯には「小学校高学年から」と書かれているが、
私は「家庭教師」や「塾講師」向けだと思う。

前にも話したが、
「小学生の算数と中学生の数学をどちらが教えるのが楽か??」
と尋ねられたら間違いなく、中学の数学と答える。
それは小学生の算数は基礎で、根本で、
その基礎の応用の範囲は、ものすごく広いからだ。
またそれぞれの公式や用語の意味の解説にしても、
とても説明に困る物が多いからだ。


この本には解説(解答方法)が二つ載っている。
一つは難しい問題集の解説のようだ。
とてもスマートな解説で、
頭の良い生徒が出す解答方法だ。
例えば、生徒が自主学習をしていて、
「この解説を見て、生徒は分かるのだろうか??」
と疑いたくなる解説だ。

もう一つは、文字や絵を多用した解答方法(解説)だ。
比較的分かりやすい。
絵を多用しているのでスペースは取っているが、
この解説を見たら、なんとなくだけど、
分かった気になれる。
つまりこの本を読んで解説を真似すれば、
なんとなくだけど、生徒が分かる解説ができる。

分からない生徒に対して、
経験の浅い家庭教師や塾講師が陥りやすい失敗は、
解説をそのまま教えたり、解説を解説することだ。
だから、
「あの子はいくら教えても、理解力がない」
という言葉が出る。
理解力がないのなら、
理解できるところまで下げてあげれば良い。

家庭教師や塾講師の大切な仕事は、
「解説を読んでも分からない生徒にどうやって説明するか??」
「どうやって生徒に解答をイメージをさせ、解答の手順を教えるか??」
なのだ。

だからこの本は
「あの子はいくら教えても、理解力がない」
とぼやいている先生に読んで欲しいと思う。
まぁ、そういう先生は
「そんな絵を描いて教える時間なんてないです」
と言い訳しそうだが(笑)





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